〜ちょっとした「罪悪感」を買ってよかった「満足感」に変える、ひと手間の心理設計〜
目次
それがもし、“ある設計”によって仕組まれたリピート対策だったとしたら──?
今回は、セブンイレブンの人気シリーズ「セブンプレミアムゴールド」に隠された、
“心理をついた設計の秘密”をご紹介します。
セブンプレミアムゴールドといえば、
「金のハンバーグ」や「金のビーフシチュー」など、
ちょっとした贅沢を味わえるプレミアムラインとして、根強い人気を誇っています。
でも実はこのシリーズ、
単に「美味しいから売れている」わけではないのです。
一度買って終わりではなく、何度もリピートされる商品になるための、
深い商品設計が隠されていました。
このシリーズがターゲットにしているのは、
日々仕事や家事に忙しい、働くお母さんたち。
時には時間がなく、コンビニで食事を買って済ませることもあるでしょう。
でも、多くのお母さんが「家族に手抜きをしてしまった…」という、
小さな罪悪感を心のどこかで感じています。
そこで、セブンプレミアムゴールドが仕込んだのが──
実はこのシリーズ、“そのまま食べられない”商品が多いんです。
例えば、
……といった、わずかな手間が必要になる設計になっています。
「すぐ食べられる」便利さを、あえて少しだけ手放す。
その理由は、驚くほど深いものでした。
ひと手間加えることで生まれるのは、こんな気持ちです。
「ちゃんと用意した」
「家族にちゃんと食事を出せた」
つまり、罪悪感が満足感に変わる。
この仕掛けによって、セブンプレミアムゴールドは、
ただの便利な食品ではなく、**「ちゃんとした食卓の一部」**として受け入れられるようになるのです。
この設計には、心理学的にも明確な裏付けがあります。
「手抜きしたかも…」という思いを、
「ちゃんと準備したから大丈夫」と行動で打ち消す効果。
手間をかけることで、「私はちゃんとやっている」と再定義できる。
このように、感情の動きを計算した設計こそが、
リピートにつながっているのです。
味が良い、手軽である――それだけでは、今の時代は足りません。
選ばれる商品には、“気持ちの満足”まで設計されているのです。
セブンプレミアムゴールドのように、
これらを丁寧に組み込むことで、“また買いたくなる”商品に育っていきます。
「また買いたくなる」商品をつくるために、
次の2つの視点をぜひ取り入れてみてください。
✅ 感情を動かす「ひと手間」はあるか?
✅ 自己肯定感や誇らしさにつながっているか?
ひと手間=面倒ではなく、
それがあるからこそ、人の心に“体験”として残るのです。
あなたの商品やサービスも、
ぜひ「感情設計」から見直してみませんか?
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