駅前の一等地にあっても、人が入らない1階の店。
ビルの4階にあるのに、予約でいっぱいの整体院。
今日はそんな“逆転現象”の理由を、実話ベースでお届けします。
ヒントは、「何を扱うか」よりも、「どう名乗るか」にありました。
目次
今回ご紹介するのは、オフィス街のビル4階にある整体院の事例です。
看板も小さく、ふらっと立ち寄れるような場所ではありません。
にもかかわらず、この整体院は「紹介と口コミだけで予約が埋まる」人気店なんです。
いったい、どうやって人を集めているのでしょうか?
世の中には、「腰痛・肩こり・全身対応」など、
何でもやりますという整体院がたくさんありますよね。
でもその分、「どこに行っても同じ」と思われがち。
そんな中、この整体院が掲げたのは、たったひとつの専門性。
「腱鞘炎専門」
つまり、手首の痛みに特化した整体院だと名乗ったのです。
この整体院があるのは、オフィスが密集するビジネス街。
近くで働く人の多くが、パソコン作業による手首の痛みや違和感に悩んでいました。
そんな中で「腱鞘炎専門」と名乗ったことで、次のような反応が起きました。
こうして口コミがどんどん広がり、今では予約待ちが出るほどの人気店に。
この成功には、心理学的に説明できる2つの効果が働いています。
「〇〇専門」と名乗ることで、専門性や信頼感を一瞬で伝えることができます。
「なんでもできます」よりも、「これは自分の悩みに特化している」と思わせる言葉の方が刺さるのです。
人は、「これは自分に関係ある!」と感じた情報に強く反応します。
腱鞘炎に悩む人にとって、「腱鞘炎専門」という言葉はまさに**“自分ごと”に聞こえた**のです。
ここで伝えたいのは、立地の問題ではないということ。
たとえビルの4階でも、
「誰の悩みを解決する場所か」が明確であれば、人は探してでも来てくれるんです。
その専門性、しっかり“言葉”にできていますか?
「どんな場所か」よりも「誰のための場所か」が伝わると、
人の心は動きます。
立地の不利は、独自性と共感力でカバーできる。
ぜひ、あなたのビジネスにもこの視点を取り入れてみてください!
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