今日は、メニューにたった“一言”を添えただけで、夜の売上が爆伸びした
あるカレー屋さんの話をご紹介します。
「言葉ひとつで、行動は変わる」──
そんなマーケティングの本質が詰まった、シンプルで強力な成功事例です。
このカレー屋さん、オフィス街にあるお店です。
ランチタイムは、近くのビジネスマンやOLでいつも大賑わい。
でも、夜になると状況は一変。
お客さんがほとんど入らない。
周囲には飲み屋も多く、なかなか夜に「カレーを食べに行こう」とはなりづらい。
店主も「夜の売上、どうやったら上がるかなあ…」と悩んでいました。
これは、私がよく行くカレー屋さんの話です。
ある日、店主からこんな相談を受けました。
「井尻さん、夜のお客さん増やすのに、なにかいいアイディアないですかね?」
確かに、一般的に「カレー=ランチ」のイメージが強い。
夜にカレーを食べるという発想自体が、あまり湧いてこないのです。
そこで、
「カレーに最適なハイボール、あります。」
この一言を、ドリンクメニューの端にさりげなく添える、と。
店主は早速実行。
メニューに「カレーに最適なハイボール、あります。」と書き添えました。
するとどうなったか?
ランチに来たお客さんの頭に、“その一言”が残るようになったんです。
そして、仕事が終わった帰り道。
ふとその一言を思い出し、「ちょっと行ってみようかな」となって来店。
夜の来客数が増え、自然とハイボールの注文率もUP!
結果的に、夜の売上が大幅に伸びていきました。
ちなみにこのお店のハイボール、炭酸強めのソーダを使用し、レモンも添えてあるんです。
そのキリッとした刺激と爽快感が、スパイシーなカレーと相性抜群。
私もついつい飲んでしまう…そんな一杯です。
この「カレーに最適なハイボール、あります。」という一言。
なぜ、ここまでお客さんの心に響いたのでしょうか?
心理学的には、以下の効果が働いています:
昼間に「夜の楽しみ」を刷り込むことで、帰り道の行動が変わる。
「最適なハイボール」という言葉が、味のイメージ・期待感を喚起。
「カレー×ハイボール」という組み合わせ提案で、客単価もUP。
つまり、一言が「記憶に残る→行動を促す」導線になっていたんです。
ポイントは、「その場で売る」ことではなく、
“未来の行動”をさりげなく設計するという視点です。
お客様が「いつ」「どんな気分のときに」あなたの商品を思い出すか?
そのために「どんな一言」を添えるか?
この問いに答えることで、たった一言でも人を動かすことができます。
ただの説明ではなく、“気分を喚起する言葉”を添える。
それが、マーケティングの鍵かもしれません。
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