同じチェーン、同じメニュー、同じ立地条件。それでも「満席の店」はある。
私の自宅周辺には、徒歩圏内に3店舗のタリーズコーヒーがあります。
どこも同じブランド。メニューも価格も、サービス内容も一緒。
でも、その中でひとつだけ、いつも満席の店舗があるんです。
最初は「立地がいいのかな?」と思っていましたが、
何度か通っているうちに、明確な違いに気づきました。
それは──スタッフの“挨拶の言葉”です。
目次
その店舗では、来店したお客さんに対して、
日替わりで挨拶の言葉を変えているんです。
たとえば、こんな感じです
なんてことない一言かもしれません。
でも、これがじわっと嬉しいんです。
「あ、今日もがんばろう」
「自分のこと、気にかけてくれてるんだな」
そんなふうに、心に染みるあいさつなんです。
多くのチェーン店では、接客はマニュアル通り。
もちろん、それでも十分です。
でも、その中でたった一言“変化”をつけるだけで、
お客様は「このお店、なんかいいな」と感じます。
ポイントは、“商品”ではなく“人”で差がつくということ。
つまり、「また来たい」と思わせるのは“人間的なやりとり”なんです。
この店舗がいつも満席なのは、
ドリンクの質だけでなく、「そこにいる安心感」があるからだと思います。
人は、コーヒーを買っているだけじゃない。
安心できる場所、励まされる空間、ちょっとした関係性を求めている。
日替わりの挨拶は、
「あなたの存在に気づいていますよ」
「今日もよく頑張ってますね」
という、見えない応援メッセージでもあるのです。
この話は、飲食店だけの話ではありません。
一言のかけ方、接し方、言葉の選び方が変わるだけで、
お客様との関係性はガラリと変わります。
選ばれる店舗には、共通点があります。
そして、そういう店舗は「満席になる」のです。
あなたのビジネスにも、その一言がきっとあるはず。
ぜひ、意識してみてください。
私は、集客やマーケティングとは
単なる「テクニック」ではなく、
お客様との“心の流れ”を設計することだと考えています。
今回のタリーズの体験は、
そのことを改めて思い出させてくれました。
あなたのビジネスにも、**“また行きたくなる理由”**をつくるヒントがあります。
それは、今日あなたがかけるたった一言の声かけかもしれません。
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●動画解説「同じタリーズでも、なぜあの店舗だけがいつも満席なのか」
https://youtu.be/Q117VuQeff4