ブランディングとは、幸せな関係づくり。

企業ブランディング、地域ブランディング、パーソナルブランディングとブラディングの対象は様々です。

それでは「ブランディング」の考え方は、それぞれ違うのでしょうか?
実はすべて同じです。
私が関わるブランディングの仕事は、もちろん企業からのご依頼が最も多いです。時に地域の活性化のためのブランディング、または個人に向けたブランディングセミナーといったご依頼をいただきます。

ブランディングの仕事に取り組みだした当初は、企業、地域、個人でブランドの概念や、ブランディングの考え方を変える必要があると考えていました。
しかし、いくつかのブランディング業務やセミナーを行っていた中で、ブランディングの概念についてシンプルに考えることができたのです。

それが、タイトルで書いた「ブランディングとは、幸せな関係づくり」ということです。

私は、ブランドとは人を幸せにする存在であり、企業であれ地域であれ、その内側にある「らしさ」に目を向け、独自性を発見することから始める必要があると考えています。

それは、個人においても同様です。
本来あるべき「私」と、実際の「私」に大きな違いがあると、幸せを実感できません。逆にいえば、幸福感を感じられない状態というのは、本来あるべき「私」を偽って生きている状態と言えるでしょう。

ここで課題になるのが、「本来の私とはどういう私か」がなかなかはっきりと分からないことです。
これは企業も地域も同様です。
以前にも書きましたが、他社(者)の事ばかり気にしていると、なおさら「本来の自社(私)」が分からなくなっていきます。

私のような存在が必要なのは、見えづらくなった自社の良さ、その人らしさを第三者の視点で整理する役割が求められるからと自覚しています。

それはともかく、ブランディングとは、企業であれば社員や協力企業、生活者との幸せな関係づくりです。地域であれば、地域住民や地域企業、他の地域との幸せな関係づくりです。
個人でいえば、私自身との幸せな関係づくりであり、家族や周囲の人、その人を取り巻く環境との幸せな関係づくりと言えるでしょう。

つまり、ブランディングを成功させようとするには、この「幸せな関係をつくろう」という意思が不可欠なのです。